怒りや恐怖の感情が起こるメカニズムを解説。仕組みを知って感情をコントロールしよう。

メンタルヘルス
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不快な感情の代表ともいわれる、怒りと恐怖。

動物が敵と遭遇したときには、闘争(とうそう)するか逃走(とうそう)するかの決断をしなければなりません。

そして、戦いを挑むなどの攻撃的な行動は、怒りや恐怖の感情がもとになっているといわれています。

では、脳はどうやって怒りや恐怖のシグナルを出しているのか、身体はそれに対してどんな反応をするのでしょうか?

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怒りや恐怖という感情のメカニズム

怒りや恐怖という感情は、大脳辺縁系の扁桃体と視床下部の働きによって生み出されています。

大脳辺縁系は、怒りや恐怖以外に、好き嫌いといった情動や、生存本能である性欲や食欲、睡眠欲に関した行動や、記憶に関するものなど大切な働きをしている部位です。

ちなみにその中にある扁桃体は、感情を主に制御しており、アーモンドに似ていることから命名されました。

とある実験で、人間ではなく、ネコの扁桃体や視床下部を電極で刺激させたところ、その瞬間に怒りや恐怖を表すような行動を取ったという結果も出ています。

神経伝達物質を分泌

扁桃体が恐怖や怒りを感じることによって、それが視床下部に伝わり、視床下部は自律神経系の交感神経に働きかけます。

その結果、視床下部の命令によって優位になった交感神経は、神経伝達物質であるアドレナリンやノルアドレナリンの分泌を促します。

怒りや恐怖の感情によって、身体は自身を守ろうとする

神経伝達物質のノルアドレナリン等が分泌されることによって、身体はそれに対して防衛反応を見せます。

心臓がドキドキする.

呼吸が浅く、早くなる。

消化吸収が遅くなる。

目が醒める。

汗をかく

このような身体の反応によって、戦いや逃走に対応できるようにコントロールするのです。

同時に、視床下部は内分泌系にも働きかけます。

各種ホルモンを分泌させ、エネルギー源であるブドウ糖の合成を促進し、血液中にもアドレナリンやノルアドレナリンを放出します。

怖い体験をしたあとしばらくの間、心臓がドキドキしているのは、こうしたホルモンによって起こっているのです。

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怒りの感情のメカニズムを知ってコントロールする方法

怒りという感情は非常にやっかいで、思い返せば思い返すほど、怒りという感情が湧き出てきますよね。ですからキレているときに、「あのときは私が悪かったのかな」「私がいけなかったから、相手が不快に感じたのかな」と分析し反省しようとするのは、逆効果です。

そういうときは、「今俺ってもしかしてキレてるのか、めっちゃノルアドレナリンが出てるせいか」というように、起こってしまった出来事のことを頭から一旦外すほうが、効果的です。

分析や反省は、数日後にするほうが怒りの感情が薄れていて、客観的な判断ができるので、そのときまで待つべきです。

分析や反省を繰り返すことによって、自分は何に対して怒りの感情を抱きやすいかわかってくるので、今後どうやって同じことで怒らないようになるか考えましょう。

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